代表挨拶

失敗を恐れずにアグレッシブにチャレンジし
皆がチャレンジを賞賛できる社会を目指す
私は、これまで主にIT業界に身を置き、約40年間のビジネス人生において、オフィスコンピュータの普及、インターネットの普及、そしてスマホの普及と、様々な変化を経験してきました。世界は、ITの進化により、私たちは、数十年前とは比べものにならない便利な世の中を手に入れることができました。日本の先進国の一員として、安定的な成長を遂げてきました。

一方で、平成の30年間、日本の産業競争力は相対的に劣位になりました。その原因は様々あると思いますが、IT技術 及び デジタル化の遅れが、大きな要因の一つであることは間違いありません。

私は、昭和32年生まれですので、平成時代は、30代から60代まで、まさに働き盛りの時期をIT業界の中で、過ごしてきた訳ですから、その責任の一端が我々の世代にあると、その責任を強く感じています。 今の日本をこのままで、若い人たちに引き継ぐのは心苦しく思っています。

しかし、日本人には、勤勉性、誠実性、協調性など世界に模範となる素晴らしい気質があります。近年、健康寿命も大幅に伸長し、私たちシニア世代もまだまだ元気に働くことができます。 これから人口減少に向かっていきますが、私たち、シニアもいつまでも心若く活躍し、若い人々も将来の夢を持って生き生きとチャレンジできる社会を作れば、日本の輝く未来を創っていくことは十分に可能です。

シニアも若者も、誰もが、新しいチャレンジの機会を得て、失敗を恐れずにアグレッシブにチャレンジし、皆がチャレンジを賞賛できる社会。

ジパングプロジェクトは、そんな社会の実現を目指します。

世界の覇権国家を目指すのではなく、日本らしいユニークなポジションを築き、世界から尊敬される日本。そして日本人が、日本人であることに誇りを持ち、心からこの国に生まれてきて良かったと皆が感じることができる日本。それが、私の理想です。
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