企業ビジョン

VISION

日本が課題解決先進国となることにより世界貢献を果たす

日本には、世界に先駆けて訪れるいくつもの課題があります。世界に先駆けて訪れる課題だからこそ、それを克服すれば世界の範たるソリューションとなります。
かつて、「黄金の国」として世界から賞賛された国、日本。 現代において、日本が課題解決先進国となることによって、世界貢献を果たす、それが、『黄金の国ジパングプロジェクト』です。
ジパングプロジェクト株式会社は、SDG‘s を初めとした、環境適応社会への貢献、日本の産業基盤である約350万社の中小企業の活性化、そして先端ITを駆使した高度デジタル化社会の実現 を 目指します

松田学が提唱する未来社会

『協働型コモンズ』とは

ジパングプロジェクト株式会社は、次なる日本の新たな国づくりに向けて、松田政策研究所代表の松田学(弊社取締役会長)が掲げる構想を実現することを、その重要な事業目的として設立されました。
今日、AIやIoTなどの先端IT技術によって、既存のビジネスモデルが破壊される破壊的イノベーションが起こっています。ITの要素技術はさらに進化し続け、量子コンピュータが実用化されることによって、かつてない生産性向上を生むことが予測されています。 20世紀の生産革命では、自動車産業においても、コンピュータ産業においても、技術革新が生産性向上により消滅した仕事もありますが、同時に新たな雇用も生み出しました。
21世紀のデジタルトランスフォーメーション革命においては、格差拡大という新たな課題が出現してきます。これまでの資本主義メカニズムだけでは、この格差はますます拡大していくことになるでしょう。 特に、人間の頭脳までをも代替していくAI革命は多くの人々から、これまでの産業社会における雇用の場を奪うことが懸念されています。そうした人々が、競争を軸とする資本主義とは異なる仕組みによって、生き甲斐と価値創造ができる社会を組み立てていくことが求められていくでしょう。
これを情報技術のイノベーションによって生み出そうとするのが、松田学が唱える『協働型コモンズ』社会です。これは、競争型の資本主義と共存するかたちで、各人がそれぞれ生み出す価値を、それに共鳴する人々が支える社会です。そこでは、人々の協働により、資本主義社会の市場経済では実現できなかった価値が実現していくことになります。 この協働型コモンズ社会では、たとえば、資本主義とは論理を異にする「公:パブリック」に貢献することで、生きがいを見出せる世界が創造されることになります。無償の奉仕が当たり前だった「ボランティア」にも価値を生み出すため、最先端のブロックチェーン技術を駆使して、「ユーティリティトークン:ポイント」を発行します。
そうすると、まずは、社会奉仕した真正の証明ができます。さらに発展させて、そのポイントで、自分自身がボランティアの助けが必要になった場合に他者からのサービスを受けることができる。 つまり、これまでのお金とは異なる価値観を共有する「未来のお金」が生まれる。そんな社会を実現したいと思います。

それ以外にも、ブロックチェーンは、これまで縦割りの制度ごとに行われてきたデータ管理を、データとロジックを結び付けることでシステム透過的に、まさにデータが主役のかたちで、行政や企業を始めとする各種の手続きを大幅に効率化することができる技術です。データ起動型の「トークンエコノミー」が、従来は考えられなかった利便性や価値を社会に創造する。これは、日本が課題先進国としてさまざまな課題解決に挑戦することを通じて、新たな成長フロンティアを世界に先駆けて拓いていくことにもつながるものであると考えます。 ジパングプロジェクト株式会社では、ブロックチェーンを初めとした最先端IT技術を活用した社会実装プロジェクトを目指し、人材育成、社会実装コーディネーションを実践します。
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